世羅町立地適正化計画を策定しました

更新日：2025年5月1日更新印刷ページ表示

立地適正化計画とは

　立地適正化計画は、都市再生特別措置法の一部改正（平成26年8月1日施行）により創設された制度です。都市再生特別措置法(以下「法」という。)は、近年における少子高齢化などの急速な社会経済情勢の変化に対応した都市機能の高度化、居住環境の向上を図るための基本方針を定めたものです。
　この計画は、都市計画法による従来の土地利用計画に加えて、市町村が都市全体の観点から策定する居住及び都市機能（医療・福祉・子育て支援・商業などの生活サービス施設や公共施設のこと。以下同じ。）の立地並びに公共交通の充実に関する包括的なマスタープランであり、法第82条の規定により市町村都市計画マスタープランの一部とみなされます。

立地適正化計画策定の目的

　本町においても人口減少や少子高齢化、また近年頻発・激甚化する自然災害などの課題に直面する中、安心して暮らし続けることができるまちづくりの実現に向けた取組が求められています。
　全町民の生活を支える主要な都市機能は、大部分が都市計画区域内に立地しており、これらの施設を将来にわたって維持するとともに、町域の大部分を占める都市計画区域外に居住している多くの町民がこれらの施設を将来にわたって維持するとともに、これらの施設にアクセスできるネットワークを維持・形成することが、全町民が、将来にわたって世羅町で暮らし続けるために重要です。
　世羅町立地適正化計画は、本町の中心部に集積している都市機能を維持し、全町民とつなぐ「コンパクト・プラス・ネットワーク型」まちづくりを推進することを目的として策定しました。

コンパクトプラスネットワーク