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世羅町地域公共交通網形成計画
世羅町地域公共交通網形成計画を策定しました
本町では、人口減少や少子高齢化、自家用車に依存した生活スタイルの定着、運転手不足など、公共交通を取り巻く環境は変化し続けています。このような環境変化に伴い、公共交通利用者の減少や、路線バスの減便・廃線といった公共交通サービス低下が進んできました。
一方で、高齢者や学生など、自らの移動手段を持たない人にとって、公共交通は日常生活を支える上で必要不可欠なインフラの1つであり、高齢化の進展に伴い運転免許証返納者が増加すると予測される中、その必要性はますます高まっていくものと考えられます。
こうした中、交通政策に関する基本理念やその実現に向けた施策、国や地方公共団体の果たすべき役割などを定める「交通政策基本法」が平成25年12月に施行され、それを受けて平成26年11月に施行された「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」では、地方公共団体が中心となり、交通事業者や関係者と連携し、持続可能な地域公共交通網の形成に取り組むことが明記されました。
このような背景を踏まえ、世羅町の現状や中山間地域の実態に即した持続可能な公共交通網の実現を図ることを目的として、令和2年3月に「世羅町地域公共交通網形成計画」を策定しましたので公表します。
地区別の状況について
世羅町地域公共交通網形成計画を策定するにあたり、令和元年12月31日時点の町内13地区の状況をカルテとして取りまとめました。