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医療的ケア児とは、日常生活や社会生活において、恒常的に医療的ケア(人工呼吸器による呼吸管理、たんの吸引、経管栄養などの医療的な生活援助行為)を受けることが不可欠である児童(18歳以上の高校生等を含む。)のことをいいます。
全国の在宅の医療的ケア児は、令和元年度において約2万人と推計されています。
広島県では、医療的ケア児とその家族を支援する「広島県医療的ケア児支援センター」の運営を、令和5年7月31日から開始しました。
「広島県医療的ケア児支援センター」は、医療的ケア児やその家族が地域の中で安心して生活ができるよう、様々な相談を受け付ける窓口です。
相談の内容に応じ、適切な支援につながるよう関係機関と連携したサポートを行います。
設置場所
〒739-0036 広島県東広島市西条町田口295-3
(広島県立障害者リハビリテーションセンター 医療センター 西棟 1階)
相談の流れ等については、リーフレット又はホームページをご確認ください。
医療的ケア児等コーディネーターは、保健・医療・福祉・子育て・教育等の必要なサービスを総合的に調整し、医療的ケア児等とその家族に対するサービスを紹介するとともに、関係機関と医療的ケア児等とその家族をつなぐ役割を担っています。
医療的ケア児等が抱える課題は、他分野にわたっており、必要なサービスも多岐にわたっているため、広島県では、平成30年度から医療的ケア児等コーディネーターを養成しています。
世羅町においては、令和2年度において広島県の養成講座を受講修了した職員等(世羅町福祉課2人・みつば会相談支援事業所2人)を、医療的ケア児等コーディネーターとして配置しています。