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脳脊髄液減少症について
更新日:2021年1月18日更新
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~脳脊髄液減少症をご存知ですか?~
脳脊髄液減少症とは、交通事故やスポーツ外傷などの強い衝撃を身体に受けることによって、脳を浮かべている「脳脊髄液」が漏れ出し、さまざまな症状が出る病気です。
この病気の主な症状としては、起立性頭痛、めまい、吐き気、首や背中の痛み、腰痛、耳鳴り、視力低下、光がまぶしい、全身のだるさ、疲れやすい、思考力・集中力低下などがあり、体調は天候に左右されやすいといわれています。また、症状の性質から、起立調節障害、片頭痛、心身症などと誤解を受けやすい病気です。
現在、この病気については、国により診断基準の作成や有効的な治療法に関して、研究が進められています。
有効な治療法である「ブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入療法)」が保険適用に
なりました! (平成28年4月より)
ブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入療法)とは、本人の静脈血を硬膜外腔の髄液が漏れている周辺に注入し、血液が固まる性質を利用して漏れを防ぐ治療法です。
ただし、治療後は、効果があっても数か月間は重い荷物は持たない、身体への強い衝撃は避ける、体育の授業は見学するなどの周囲の理解が必要です。
治療や相談ができるところ
- 医療機関広島県健康福祉局健康対策課<外部リンク>のホームページをご覧ください。
- 世羅町の相談窓口
世羅町健康保険課健康増進係(世羅保健福祉センター内)
Tel:0847-25-0134
関連リンク
- 認定NPO法人脳脊髄液減少症患者家族支援協会<外部リンク>
- CSFJAPAN脳脊髄液減少症<外部リンク>
<外部リンク>
- 広島県脳脊髄液減少症患者会<外部リンク>
- 脳脊髄液減少症子ども支援チーム<外部リンク>