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木造弘法大師坐像(今高野山龍華寺)

更新日:2022年8月12日更新 印刷ページ表示

世羅町指定重要文化財(美術工芸品/彫刻) 

木造弘法大師坐像(もくぞうこうぼうだいしざぞう)

昭和59年(1984)5月15日指定

 

 安楽院に伝来したもので、牀座(しょうざ)と呼ばれる椅子式の台座に正座する弘法大師の像で、彩色漆塗、玉眼、寄木造で像高57.5cm。胎内に墨書があるが、現在のところ読み取れていない。

 右手には三鈷を逆手に持ち、左手は数珠を持って膝に置く一般的な像容。衣部の線をはっきりと厚めに表現しており、写実的であることなどから鎌倉時代から室町時代にかけての作と思われる。なお、牀座は後世の作と思われる。