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箱式石棺墓
縄文時代から古墳時代の間に見られる、埋葬のための施設。板状または塊状の石で四方を囲み、遺体を入れる大きな箱形の空間を作り、上を同様の石で覆ったもので、西日本の特に中国地方に多いとされる。
復元してある箱式石棺墓は、町道乙川線道路改良工事に伴い発掘調査が実施された乙川北遺跡(世羅町小世良)で発掘されたもの。一部が後世のかく乱により欠損している。発掘調査時には蓋石は石棺を覆う形で検出された。石棺の幅は約40センチで、小柄な被葬者が想像できる。