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「大田庄政所としての今高野山」の用語説明

更新日:2021年9月24日更新 印刷ページ表示

根本大塔・・・和歌山県伊都(いと)郡高野(こうや)町高野山の高野山真言宗総本山金剛峯寺(こんごうぶじ)の壇上にある仏塔。

 

寄進・・・社寺等に物品や金銭などを寄付すること。

 

政所・・・荘園の管理事務所ともいうべき荘政所。

 

預所・・・「あずかっそ」「あずかりしょ」とも読む。荘園制における荘官(荘園領主から任命された管理者)の職のひとつ。領主に変わって下級荘官を指揮し、年貢を集めたり園内の管理にあたった。

 

塔頭・・・本寺の境内にある末寺院のこと。塔中とも書く。

 

守護請・・・領主への年貢含めて、荘園全体の年貢を集めるのを守護が請け負うこと。

 

半済・・・「はんせい」「はんさい」ともいう。年貢・公事などを半分納入することで、南北朝内乱期に国衙領・本所領(荘園)の年貢半分を兵糧料所として軍勢に預け置くことが制度として確立した

 

国人衆・・・南北朝・室町期の地方豪族。国人、国衆(くにしゅう)ともいう。守護代(しゅごだい)・郡代(ぐんだい)などの守護内衆(うちしゅう)に対して、在地はえ抜きの土豪をさす語としてもっぱら用いられる。