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「守護領国体制へ」用語説明

更新日:2021年9月24日更新 印刷ページ表示

地頭請・・・地頭が契約した定額年貢納入を請負うこと。

 

下地中分・・・荘園における領主(領家)と地頭の間の相論を解決するひとつの方法として下地(土地)の分割を行うこと。中分の申請は領家方あるいは地頭方から出される。中分のしかたには、土地を領域として分割するものと、坪単位に分割するもの(坪分中分),所務(中分)などさまざまであった。

 

半済令・・・「はんせい」「はんさい」ともいう。年貢・公事などを半分納入することで、南北朝内乱期に国衙領・本所領(荘園)の年貢半分を兵糧料所として軍勢に預け置くことが制度として確立した。応安元年(1863)には一部を除いて全国的に本所領を雑掌と半済給人の間で均分できることになった。

 

守護大名・・・守護。鎌倉・室町時代の職名。各国の警備、治安維持に当たったが、後に強大になり領主化した。