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耳環(じかん)
古墳時代後期から飛鳥時代にかけて作られたもので、金属の細い棒を曲げて作った、切れ目のある環状のもの。お墓の中で、遺体の耳の付近から出土することや、人物埴輪の耳に表現されていることなどから、耳飾りと考えられている。展示品は世羅町小世良の古墳から出土したと伝えられている。
銅で作ったものの表面に金をメッキ加工したもの、銀をメッキ加工したもの、鉄で作ったものの表面に金をメッキ加工したものの3種類が見られる。表面の素材によって「金環」・「銀環」とも呼び分ける。