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緑釉陶器片

更新日:2021年9月24日更新 印刷ページ表示

緑釉陶器片

 

世羅町小世良に所在する乙川北遺跡から表面採取された。

洛北窯(京都府)産のものである。

奈良時代における世羅郡の郡衙については、石帯が採取され、古代寺院(康徳寺廃寺)周辺(世羅町寺町)、円面硯片が出土した田龍遺跡周辺(世羅町本郷)、世良彦命を奉る世良八幡神社の周辺(世羅町小世良)など諸説あり所在地が判明していないが、この陶器片の出土は官衙的遺跡存在の可能性をうかがわせるもので、興味深い資料である。