障害のある人を支援するためのサポートファイル

更新日：2021年12月1日更新印刷ページ表示

障害のある人の生育暦やケアの仕方を、乳幼児期から成人期に至るまで継続して記録整理できる「障害のある人の支援のためのサポートファイル（心をつなぐサポートファイル広島結愛～yui～）」が、この度11年ぶりに改定されました。
この機会に、確認・見直しを行い、有効にご活用ください。

サポートファイルとは

障害のあるお子さんの保護者の悩みのひとつとして、進学・進級するたびに、これまで受けてきた支援やお子さんの特徴をはじめから説明しなくてはならず、場合によっては継続した支援が受けにくいといったことがありました。
このような悩みを少しでも解消するため、保護者がお子さんの特徴やこれまで受けてきた支援の内容などを書き綴り、関係機関に提示することで、お子さんの成長過程の理解をすすめ、一貫した支援を受けられるようにするためのものです。

サポートファイルの使い方

1．保護者がお子さんの情報や状況を記入します。（基本情報・緊急時の対応に必要な情報・各時期における特性等）すべてを記入する必要はありません。お子さんの必要となる項目や相手に伝えたいことを記入してください。
2．進学・進級時、必要に応じて医療・福祉・教育等の関係機関へ提示してください。お子さんの情報を関係機関と共有でき、また、一貫した支援を受けることができます。
3．サポートファイルを通してお子さんの成長過程を振り返ったり、先々のチェック項目を確認することで将来への見通しを付けることができます。