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新型コロナウイルス感染症対策強化に関する決議

更新日:2021年1月18日更新 印刷ページ表示

 中華人民共和国湖北省武漢市において発生した新型コロナウイルスによる感染症(COVID-19)は、世界各地に拡大し、多くの死者・感染者が発生しており、世界保健機関(WHO)の事務局長は、「新型コロナウイルスはパンデミックと言える」と述べて世界的な大流行になっているとの認識を示したうえで、各国に対して対策の強化を訴えている。
 我が国においては、政府が「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」の取りまとめを行い、更には新型コロナウイルス感染症を適用対象に加える新型インフルエンザ等対策特別措置法改正が行われるなど法改正を踏まえ対策を強化しているところではあるが、感染拡大防止には厳しい局面が続いており、国民の暮らしに深刻な影響を及ぼしている。
 広島県内においても、新型コロナウイルス感染者が陰性確認により退院し、また濃厚接触者あるいはその可能性のある者等の陰性が確認されているが、全国各地での感染報告が連日のように報道されており、予断を許さない状況にある。
 よって、町においては、町民の安心・安全を確保するため、迅速かつ適切な情報提供を行って町民の不安解消に努めるとともに、感染の拡大防止に向けて徹底した対策を講ずるなど全力を挙げて取り組むよう強く求める。
 加えて、新型コロナウイルスによる経済的影響に鑑み、町内経済への影響が緩和されるよう、国等の支援対策の効果が速やかに表れるための取り組みを町として行うよう強く求める。
 世羅町議会としても、行政と連携・協力して感染の拡大防止並びに町内の経済的影響の緩和に向け全力を挙げて取り組むものである。
 以上、決議する。

 令和2年3月18日

世羅町議会


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