県内で麻しん患者が発生しています。 麻しんは、麻しんウイルス感染によって発症するウイルス性発疹症です。 感染経路としては接触感染や飛沫感染だけでなく、空気感染も起こすのが特徴です。
★麻しん(はしか)の症状 典型的には、約10~12日間の潜伏(最大21日)期間の後、38℃程度の発熱およびかぜ症状、咽頭痛、咳、鼻水、目の充血(目やにが多く出る)などが、2~4日続き、口の中にコプリック斑という小白斑点が見られるようになります。熱は一度下がりますが、再び上昇し39℃以上の高熱とともに体中に赤い発疹が出現します。7~10日後回復しますが、合併症として、肺炎、中耳炎、まれに脳炎等があり、重症化する場合があります。 非典型例として、発熱が軽度であったり発疹が出現しないなど、一部の症状のみの麻しんもみられることがあります。
※麻しん(はしか)が疑われる場合、発熱、発疹症状がある時には、医療機関に電話を入れてから受診しましょう。
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